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AC-11(エーシーイレブン) 詳細情報(データ)

  • DATA- 1 DNA修復の亢進/紫外線が引き起こす皮膚細胞のDNA損傷に対しての修復効果

  • DATA- 2 DNA修復の亢進/経口摂取によるDNA修復促進効果

  • DATA- 3 DNA修復の亢進/DNA修復効果および安全性の評価

  • DATA- 4 紫外線による皮膚障害/AC-11配合日焼け止めクリームの、日焼けと紅斑形成への効果

  • DATA- 5 NFκB活性と細胞周期への影響/細胞分裂とNFκB活性の抑制

  • DATA- 6 Ⅲ型コラーゲンの選択的産生促進効果

  • DATA- 7 その他

    • 免疫賦活効果および安全性の評価

    • 正常な免疫系細胞の自己死を抑える効果

    • 肺炎球菌ワクチン療法の持続性への効果

    • 化学療法が引き起こす白血球減少症への効果

    • 腫瘍細胞のアポトーシス誘導・分裂抑制効果

    
DNA修復の亢進/紫外線が引き起こす皮膚細胞のDNA損傷に対しての修復効果(In Vitro)《研究機関:LUND大学》
DATA-1
  1. 三次元ヒト皮膚組織モデルに対して、AC-11を添加/非添加し、紫外線を照射した。

  2. 直後のDNA損傷率を計測した。

  3. 一定時間皮膚組織を培養(修復時間)した後、再びDNAの損傷率を観察した。

※DNA損傷の指標にはチミンダイマー(DNA塩基の変化)を用いた。

概要
結果

AC-11の有無に関わらず、紫外線照射後にDNAの損傷が生じていた。しかしAC-11群においては一定時間後、皮膚細胞のDNA損傷が修復されていた。
損傷DNAの修復によって、紫外線が引き起こす皮膚障害を防ぐ効果が期待される。

 

 参照:Ref: MammoneT, et al.Phytother Res. 2006 Mar; 20(3):178-83.

DNA修復の亢進/経口摂取によるDNA修復促進効果(Human study)《研究機関:LUND大学》
DATA-2
  1. 健常人に対して、8週間のAC-11投与を行なった。

  2. 投与前/後にそれぞれ血液サンプルを採取し、それぞれの血液サンプルに対して酸化ストレス(H2O2)によるDNA損傷試験を実施した。

  3. 酸化ストレス後、及び一定時間の培養(修復)後の白血球細胞のDNA損傷を、それぞれ測定した。

 

※Alkaline elution法によって、DNA鎖の切断損傷を評価した。

概要
結果

AC-11の摂取群は、コントロール群と比較してDNA修復能力が有意に高かった。 AC-11の経口摂取による、損傷DNAの修復亢進効果が期待できる。


参照:Ref:Sheng Y, et al.Phytomedicine. 2001 Jul; 8(4):275-82.

DNA修復の亢進/DNA修復効果および安全性の評価(In Vivo)《研究機関:LUND大学》
DATA-3
  1. ラットに対しAC-11を8週間投与した。

  2. その後ラットに対して放射線照射を行い、更にその三時間後に脾臓細胞を摘出、DNA損傷を測定した。

 

※Alkaline/neutral elution法によって、DNA鎖の切断損傷を評価した。

概要
結果

経口摂取したラット体内での、DNA修復機能が亢進していた。
AC-11の摂取によって、生体内のDNA修復能力を高めることが期待できる。


参照:Ref:Y Sheng, et al. J Ethnopharmacol. 2000 Feb; 69(2):115-26.

 

紫外線による皮膚障害/AC-11配合日焼け止めクリームの、日焼けと紅斑形成への効果(Human study)
DATA-4

AC-11を配合した日焼け止めクリーム(SPF15)と、配合していないクリーム(SPF15)を用意した。42人のボランティア被験者に、それぞれのクリームを塗布し、一定時間日光を浴びさせた。その後、各被験者のAC- 11日焼け止めクリーム塗布及び日焼け止めクリーム塗布エリアを観察した。

概要
結果

紅斑の形成、水ぶくれの発生が有意に改善された(p<0.0001)。
AC-11の塗布によって、日焼けが起す皮膚障害の予防効果が期待できる。
AC-11の摂取によって、生体内のDNA修復能力を高めることが期待できる。


参照:Ref:Scheninfeld ,Wachs 2005. Internal study

NFκB活性と細胞周期への影響/細胞分裂とNFκB活性の抑制(In vitro)《研究機関:LUND大学》
DATA-5

ヒト及びマウスの腫瘍細胞に対するAC-11の細胞増殖及びNFκB活性への効果を評価した。

概要
結果

AC-11によって、リンパ腫細胞の増殖が抑えられた。さらに、NFκB活性が抑制されていた。NFκBは、細胞分裂を始め様々な遺伝子発現に関わる分子である。AC11は、NFκB活性の調節を介して、細胞増殖の調節システムに影響を与えていると考えられる

 

参照:Ref:Akesson C,et al. Int Immunopharmacol. 2003 Dec; 3(13-14):1889-900.

Ⅲ型コラーゲンの選択的産生促進効果
DATA-6

ヒト皮膚組織を用いたEx-Vivo試験によりAC-11のⅢ型コラーゲン合成促進効果を調べた。AC-11存在下、非存在下でヒト皮膚組織切片を10日間、生存保持させた。AC-11存在下において0日目と比較して10日目にはⅢ型コラーゲンが469%増加したことが認められた

概要

コラーゲンの質が変化し、Ⅲ型コラーゲンが増えることで、しわ・たるみなどの衰えを改善し、ふっくらとしたみずみずしい肌質へと導く効果が期待できる。

結果
DATA-7
その他

免疫賦活効果および安全性の評価(In Vivo)

結果:免疫細胞数の増加による免疫能力の向上が期待できる。

Ref:Y Sheng, et al. J Ethnopharmacol. 2000 Feb; 69(2):115-26.

 

正常な免疫系細胞の自己死を抑える効果(In Vivo、In Vitro)

考察: 正常な免疫細胞のアポトーシスを抑えることで、免疫細胞数が増殖していると考えられる。

Ref:Akesson Ch, et al. Phytomedicine.2003 Jan;10(1):23-33.

 

肺炎球菌ワクチン療法の持続性への効果(In Vivo)

考察: AC-11摂取によってワクチン治療の効力を延長する効果が期待できる。

Ref:Lamm S, et al. Phytomedicine. 2001 Jul; 8(4):267-74.

 

化学療法が引き起こす白血球減少症への効果(In Vivo)

考察: AC-11摂取による白血球(免疫細胞)数の増殖が、免疫賦活効果を誘導していると考えられる。

Ref:Sheng Y, et al. Phytomedicine. 2000 Apr; 7(2):137-43.

 

腫瘍細胞のアポトーシス誘導・分裂抑制効果(In Vitro)

考察:AC-11は腫瘍細胞のアポトーシス調節を介して抗腫瘍細胞機能を発揮すると考えられる。

Ref:Sheng Y, et al. Anticancer Res. 1998 Sep-Oct; 18(5A):3363-8.

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